日記開始5年経ちました

日記開始5年経ちました

井口材木店のホームページを開設して5年が経過致しました。

このホームページを通して材木、特に広葉樹材の特徴やその魅力を発信し、少しでも多くの方に知って頂き、利用の促進に繋がればとの思いでやってきました。

その思いは変わらず、これからも広葉樹材を中心にした材木の情報の他に、当店の周辺地域の話題やイベントの告知などをお伝えして行ければと思っています。これからもどうぞお気軽にお付き合い下さい。
 
 
 
この5年間にお伝えした日記の中で、意図した事が「うまく伝えられただろうか」とか「別の表現の方がよかっただろうか」など後から思い悩む事も多々ありました。そこで蛇足ではありますが、お客様より多く聞かれた事柄や、補足したい事柄をここでお伝えします。

・「材木」と「木材」の違いとは? - よく聞かれる事柄ですが、はっきりと「こうだ」とは説明が難しいのでここは今話題のAIに聞いてみましょう。

AIによる回答 - 「材木」と「木材」は、どちらも切断して建築物や製品の原料になる木のことを指す熟語ですが、加工の度合いが異なります。「木材」は原木を切断して材料や原料として用いる木のことで、「材木」は建築物や製品の原料として一定の長さや大きさなどに製材し、用材となった木のことです。例えば、「パルプを作る」という場合、「木材からパルプを作る」と言えますが、「材木からパルプを作る」と言えません。これは、「木材」が原木に近く、加工が少ないためです。「材木」は板や角材などに製材されたもので、用途に応じて選ばれます。このように、「木材」と「材木」は微妙な違いがあります。一般的には、「木材店」という屋号では山元に近く、「材木店」という屋号では流通の最終段階に近いことが多いです。 (GPT-4を搭載したBingチャットより)

AIによる適切かつとても分かりやすい回答には感心します。ついでに2020年10月13日の日記(☞『ケンポナシ材とカリン材』)の中で「肌色」の言葉が最近は「うすだいだい色」に言い換えられているとお伝えしましたが他にも「ペールオレンジ」や「ベージュ」とも言われるようです。(AIによる回答)

・2020年2月4日の日記(☞ナラ材の現状とこぼれ話』)の中で国産広葉樹材のJAS規格(日本農林規格)に触れましたが、ナラ材のみ辺材・白太(しらた)の程度により等級が分けられるという説明は、農林水産省の次のサイトより見る事ができます。(☞製材の日本農林規格)(※広葉樹製材の規格のP18にあります)
また、同じページには2022年6月6日の日記(☞偽心(ぎしん))の中で触れた偽心(ブナ)についての項目も載っています。

・2021年8月29日の日記(☞この木なんの木?)では樹種の判断のつかない材を取り上げましたが、恐らく『タブノキ(椨)』であろうと思います。以前に父に何の木か尋ねた事があり、『タブノキ』と教わった事を思い出しました。材木屋としては恥ずかしい限りですが、しっかり反省し精進してまいります。

・2022年3月7日の日記(☞樹木巡覧』の最後にカラタチを見て童謡の「からたちの花」を口ずさんでしまうと書きましたが、実際には島倉千代子さんの「からたち日記」の方が強く思い浮かんだ事を白状致します。申し訳ありませんでした。

島倉千代子(1938~2013)  からたち日記(1958) 作詞:西沢爽  作曲:遠藤実
 
 
※写真は今年も始まった夜回り(火の用心)

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