備えあれば・・・
2011年の東日本大震災から11年が経過し、あの時の自然災害に対する「畏れ(おそれ)」の気持ちは、正直なところ薄まってしまっています。おそらく大多数の方が同じではないかと思いますが、そうではないという方がいらっしゃいましたら大変申し訳なく、また見習いたいと思います。
最近も震度3程度の地震が度々起きていますが、その時は緊張したり身構えたりしますが、揺れが収まればすぐに地震の事など忘れてしまいます。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは自分の事を言っているのかと思えるほどです。
この2年間は特にコロナ禍の混乱した特殊な状況下だったからだと言い訳したいところですが、「天災は忘れた頃にやって来る」という戒め(いましめ)の言葉を今一度肝に銘じ、防災意識をしっかりと保ちたいと思います。
この日は一年に一度の「小型消防ポンプ」の点検日でした。当中央町一丁目町会所有の「D級ポンプ」を業者の方が分解整備し、動作確認、オイル及び燃料の補充を行っていただきました。
コロナ禍の2年間に、この「D級ポンプ」は全くエンジンをかける機会がありませんでした。(点検時は除く)
それまでは正月の「どんど焼き」での放水披露、6月の「操法演技大会」、9月の「防災訓練」や、鷹番小学校での児童の「ポンプ放水体験」などに活躍していましたので寂しい気持ちです。
そう言えば、この「D級ポンプ」ですが、2024年で生産をやめてしまうそうです。その後10年間は部品交換や修理のメンテナンスは行うとの事ですがメーカー(トーハツ)には考え直して頂きたいものです。
(※一つ上級の「C級ポンプ」を小型化に改良する?かもとの未確認情報あり)
大災害は明日やってくるかもしれません。普段からの備蓄や防災グッズなどのハードの備えはもちろん大切ですが、心構えや、緊急連絡網の確認、近隣の助け合いなどのソフトの備えもしっかりと準備しておきたいですね。