本日の作業

ここ数日異常に気温が上がり、作業の途中で暑さに耐えかねて長袖の肌着とズボン下を脱ぎ捨て、半袖シャツに着替えて作業をしております。このまま高い気温が続くわけではないと思いますが、今年の夏は猛暑・酷暑が話題にならない事を願いたいです。
四月に入り、在庫の整理を続けています。唐木(からき)の短尺材や端材(はざい)、両耳付きの短尺材、厚さ4~5ミリの各種薄板、いろいろな種類の単板(突き板)など、ある程度整理してご提供できる様に考えています。用意できましたらご案内しますので今しばらくお待ちください。
先週の土曜日も在庫の整理をしておりましたら、若いカップルの方が細長のテーブル材をお探しにご来店されました。ご希望のサイズは長さ1,800~2,000㎜、幅300~400㎜、厚み40㎜程度の材との事でした。
そこでご希望のサイズに合う在庫のタモ、メープル、ナラ(オーク)、トチ、エンジュなどを見ていただき、その中でエンジュ材を気に入られご購入される事になりました。(心材の茶色と辺材の白色のコントラストが、かわいいとの事でした)
エンジュ材は3丁あり、その中のサイズ2,000×400×50㎜の両耳付き材を選ばれました。材は狂いがなかったので、表面のサンダー仕上げと両耳部分の磨き仕上げのみで済みそうでした。(耳には多少の樹皮が付いていたため)
エンジュ(槐)両耳付き材 左は2,000×330×45㎜、右は2,100×280×45㎜ (※幅は長さの中央部の木表のサイズ)サンダー仕上げをしましたが、ナイフマーク(切削時につく筋状の跡)は残っています。このナイフマークも最近のお客様の中にはわざわざ残して欲しいと言われたり、もっと大きな製材時の筋状の跡をお求めになられる方もいらっしゃいました。本当に「蓼(たで)食う虫も好き好き」とは、こういう事を言うのかと妙に納得しています。
※お願い — 当店にお出で下さる時は、電話をいただけますとスムーズです。不在時にいらっしゃると対応できず申し訳ありませんので。