都市更新

2020年の11月7日の日記『環境の等価交換』で開通予定の都道の様子を紹介いたしましたが、あれから1年3か月が経ち少しづつではありますが開通に向け変貌する現場を記録してみました。
当店のすぐ脇に、都道420号(鮫洲~大山線)開通に向け、都市計画道路補助26号線の道路整備工事が進行中です。前回の日記を書いた時点では、2021年の東京オリンピックまでには間に合うのではと感じておりましたが、現時点でも工事は続いており、当町会を横切る「目黒通り~駒沢通り」までの区間の開通はまだしばらくかかりそうです。
* 表題の写真は当店付近から見た南側(品川区方面)、2枚目の写真は北側(世田谷区方面)の様子。 南側がかなり様変わりしている(奥に目黒郵便局が見える)
2020年の12月13日の日記『寂寥感』でお伝えした児童遊園は道路予定地とマンションの駐車場に姿を変えています。(下の写真2枚)
道路が整備され、移動の利便性が良くなり、町の景観もスッキリすることは歓迎すべきことではあります。それは大災害時の避難路の確保や火災の延焼の防止には役に立つことでもあります。
生物が常に自己の細胞を更新して生き続ける様に、都市も少しづつ姿を変え続けてアップグレードして行くことはある程度までは必要かもしれません。しかし、利便性や効率性を追い求めすぎると、それと引き換えに何か大事なものを見えづらくしていないか、よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。