寂寥感(せきりょうかん)
今年はコロナ禍の為に、地域の様々な催しやイベントが取りやめになった事は仕方のない事だとは思いますが、残念に思っています。特に地域の子供達には、お祭りや運動会、サマーキャンプや餅つきなどが行えず、楽しみにしていた子供達には申し訳なく、またその笑顔が見られない事が我々も残念に思っています。
前々回の日記では、当中央町一丁目町会をほぼ二分する道路計画が進行中であると申し上げましたが、その予定地上にある児童遊園が年内で閉鎖される為、これまでの感謝を込めて、町会員の方に菓子と切り餅を配付させていただきました。この催しが当町会の今年唯一の活動となりました。(赤い羽根、日赤等の募金は行っています)
この児童遊園には昔からの一本の大きなケヤキがあるのですが、伐採される予定との事で何か寂しい気持ちです。大きな樹木に人が抱く感情には、生物としての尊敬の念があるのではないでしょうか。五日市街道沿いのケヤキの巨木の威容感、埼玉・三芳町上富のケヤキ並木には畏怖の念さえ覚える程です。
町会内の広場や憩いの場所や緑が無くなり、道路となる事は仕方のない事とは言え、町会が何か無機質な町になるようで不安です。ただ、そうならない様に皆で元気を出して、様々な活動を継続して行く事はとても大事な事なんだと思います。これからも仲間と笑顔を絶やさず、町会を盛り上げて行きたいと思っています。