盆踊りの櫓組み
東京では今月の15日前後にお盆の行事を行った所が多かったようです。我が家でもお盆提灯を飾り付け、お供えをして先祖の供養を行いましたが、8月の旧盆のにぎわいとは異なり、東京の7月の新盆は静かな雰囲気です。
この時期に盆踊りや花火大会などが行われる所も多く、当地域も7月26、27日に地域内の碑文谷公園にて盆踊りが行われます。その準備で地域の5町会(鷹番住区を構成する5町会)の青年部の有志が櫓を組むために、日曜日の朝8時に公園に集まり挨拶もそこそこに作業が始まります。
毎年の行事で組み方も手際が良く一時間半程で組み上がりました。お正月のどんど焼き然り、秋に行われる例大祭然り、その他にも地域の運動会や桜フェスティバルなど地域の為にと率先して動ける人達の力が無ければこの様に当たり前にとはいきません。
東京は人口も増え、隣に誰が住んでいるのか分からない程近隣の交流もなくなり(プライバシー尊重の風潮が強いのも一因)空疎な近隣関係、人間関係の現実があるのは事実だと思いますが、一方で地域の交流を図り、伝統を守り行事を大切にし、地域の安全と振興を推し進める人々がいる事も知って頂けたらと思います。
櫓を組み終わった後は皆笑顔で作業終了をねぎらっていました。そして盆踊りが無事に安全に行われる事を考えているのは皆同じだと思います。ただその後の跡片付けの事は今日は考えたくはないかもしれませんが。