朴材(両耳付き幅広材)の在庫のご案内
朴(ホオ)材 両耳付き幅広材の在庫のご案内です。
① 1,900 × 680 × 60㎜ 幅は中央寸検 : 長さの中間部の木表の幅を測定 以下すべて同じです。
② 1,800 × 750 × 60㎜
③ 1,900 × 760 × 60㎜
④ 1,900 × 730 × 60㎜
⑤ 2,200 × 630 × 60㎜
⑥ 1,900 × 650 × 55mm
⑦ 2,100 × 630 × 55㎜
⑧ 1,950 × 550 × 60㎜
⑨ 1,900 × 240 × 45㎜ (左側の赤身の部分の幅を測定)
これらの朴材は古い在庫で割れや節、ねじれ、入皮等の欠点が多い材ですが、乾燥状態は良く、彫刻用途や器具の柄、精密ケースなどから幅を活かした用途などにご利用いただければと思います。
前回の日記で取り上げた「大日本有用樹木効用編」「木材ノ工藝的利用」を要約した冊子ではホオは以下のように説明されています。(全体の説明の一部を要約、抜粋)
ホオノキ : 精緻、狂い少ない 彫刻、挽物、まな板、裁縫板、鋳物木型、度器、衡器、製図板、指物彫刻、将棋駒(一部抜粋)
色合い、肌理の美しさ 寄木、木象嵌、刀剣白鞘、きょうぎ(一部抜粋)
燃焼に抵抗大きく刺が立たない 火鉢縁、こたつ櫓
樹液、脂少なく金属に錆を生ぜず、膠漆の附着がよく、狂い少ない 刀剣および槍の柄、額縁、漆器板物木地、(一部抜粋)
ホオノキの説明の一部を取り上げましたが、今では聞きなれない言葉もありますし姿を消した物の方が多いです。ですが今でもどうしても朴材でなければダメという物もあります。例えば包丁の柄や、刀剣の鞘や柄、精密な標本ケース、彫刻用途には最も重宝されます。
古い在庫なので表面は見た目が良くないですが、削り加工をすれば問題はありません。(削り加工、カットも承ります。)
朴材に興味のある方はお気軽に状態、価格などお問い合わせください。よろしくお願いいたします。