残暑見舞い申し上げます
まだまだ肌を焼くような強い日差しが続いておりますが、体調を崩してはいませんでしょうか。残暑お見舞いを申し上げます。
お盆休みも明け、猛暑の中の仕事では今一つ本調子にはなり切れませんが、気合を入れ直して8月を乗り切りたいと思います。
私はお盆休みの11日から12日にかけて、気分のリフレッシュと涼を求めて乗鞍岳に行ってきました。
長野、岐阜の県境に位置し国内では19番目の3,026メートルの高さですが、2,700メートルまではバスで移動でき、そこから山頂までは初心者でも登れる山です。現在はマイカー規制のためにバスや許可された車両以外は通行できませんが、規制される前はバイクや車でよく行っていました。(乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインの2通りの山岳道路を利用)
以前はご来光を見るために朝4時前に出発するバスがありましたが、現在は乗鞍エコーラインの朝6時10分発(夏季、晴天ダイヤ 観光センター発)が一番早い出発です。(乗鞍スカイラインは道路の一部崩落のため通行止め)
お盆休みの11日の22時に自宅を出て4時間ほどで標高1,500メートルの乗鞍高原観光センターの駐車場に到着し、出発まで仮眠をとります。この夜は星も多く見え、気温は少し肌寒い位でしたが、東京の熱帯夜に比べれば歓迎したい位でした。
朝6時10分の始発には多くの登山客等で、大型観光バス8台を連ねての出発となりました。約1時間ほどで終点の畳平に到着し、そこから山頂を目指します。
日中は晴天で日差しが強く暑いくらいでした。今回は次男を介助役に強引に連れ出しましたが、二人ともに軽装備の上に普段靴だった為に足場が不安定で、ゆっくりとしたペースでの登山に成らざるを得ませんでした。
畳平バスターミナルから山頂までの往復でおよそ4時間程度の行程でしたが、大汗をかき、かなり疲労しました。この乗鞍岳には若い頃から何回も来ていますが、今回の事で己の体力の衰えをまざまざと実感させられました。
その後は13時頃に乗鞍観光センターまで戻り、すぐそばの日帰り温泉「乗鞍高原 湯けむり館」で入浴、食事をとり、夕方までゆっくり過ごします。
帰りは中央高速道での若干の渋滞はありましたが、多めの休憩と若干の仮眠をとりつつ23時には帰宅しました。体力的には疲れましたが、大きな事故やケガもなく、何よりも素晴らしい景色と澄んだ空気に心をリフレッシュできた事に、とても良い時間が過ごせたと感じています。
※日付を訂正しました。
※バスでの移動中「森林限界」を実感できます。およそ2,500メートル付近を境に高い木が無くなり視界が開けます。
※「森林限界」を超えると「ハイマツ(這松)」が目立ちます。畳平から山頂では目の前に群生を見られます。
※観光センター近くの土産物屋ではシラカバの小丸太(70~80センチ位)が¥800で売っていました。