子供達のために
9月19日の日曜日、心配された台風14号の影響もなく朝からさわやかな天気に恵まれたこの日、当中央町一丁目町会の今年初めての行事が行われました。
本来ならば地元の氏神様をお祀りする碑文谷八幡宮の秋季例大祭が行われるはずだったのですが、コロナ禍により2年続けての中止となってしまいました。その代わりにお祭りを楽しみにしていた子供たちにお菓子を配るというものです。
この他にも様々な地域の行事は全て中止となっており、仕方のない事とは判っていても、長年続けて来た行事が途切れる事は、生活のリズムが狂う様な、張り合いが無くなる様な、一種の虚無感にとらわれます。
大人の我々はまだ諦めもつきますし、気分の切り替えも出来ますが、子供達には大きな心の傷になってはいないかと心配されます。人生の中で10代前後に過ごす時間は、二度と得られない濃密な時間ではないでしょうか。その期間に多くの体験が出来ない子供達が可哀そうであり、申し訳ない気持ちです。
町会では、子供達に少しでも楽しい記憶を持ってもらえる様にとお菓子を配りましたが、早く屈託のない笑顔が戻ります様に、またその機会を与えられます様にと願うばかりです。