外構に向く材

今年も残すところ2週間を切り、やるべきことがあり過ぎて気持ちだけが先走り何か落ち着かない毎日を過ごしておりますが、体調だけは崩さないようにしたいと思います。
ところで当店にはお客様より様々な問い合わせがありますが、よくある問い合わせに「外で使っても長持ちする材は何がいいですか」というものがあります。雨や日光にさらされても腐ったりしない耐久性のある材をお尋ねになられる方は、ご自分でウッドワークされる場合が多く、当店としてはその用途や予算に応じた材をおすすめしています。
先日もテラスに設置するベンチに向く材を相談に来店された方がいらっしゃいました。その方はご自分で詳細な図面や部材表なども作成されており、かなりの力の入れようにこちらの対応も力が入ります。(どのようなお客さまにも真摯に対応させていただいております)
お客様のご要望は、
・外部で使うため、耐久性のある材を使いたい。
・組み立てはご自分で行うが、部材の加工は依頼したい。
・座面に使う材は強度のある材にしたい。
・できれば希望の色合いの材を使いたい。
というものでした。
いくつかサンプルを見ていただき、ご予算も考慮され『セランガンバツ』のデッキ材を使うことになりましたが、この『セランガンバツ』材はデッキ材として広く流通しているものです。
利点としては、表面加工(4面プレーナー、4方面取り)してあり、強度があり、耐久性があるなどです。
ただし、色にバラツキがある、堅い材のためビス止め・釘打ちは下穴を開ける、表示規格サイズより1㎜~2㎜程度の誤差があるなどの欠点もあります。
依頼された加工は角度のある部材のカット、組み立て前にビス用の下穴を開けるでしたが、お客様より完成後の写真をお送りいただき、仕上がりにとても満足されたとのことで、こちらとしてもうれしい気分になりました。
既製品のウッドデッキ材には種類がいくつかあります。
・イペ ノウゼンカズラ科 中南米
・ウリン クスノキ科 東南アジア
・イタウバ クスノキ科 南米ブラジル
・セランガンバツ フタバガキ科 東南アジア (業界では『バツー』と略す)
・マサランドゥーバ アカテツ科 南米ブラジル (アマゾンジャラの別名)
・ジャラ フトモモ科 オーストラリア
以上は既製品のウッドデッキ用材ですが、外構などに適する水湿に強い耐久性のある材木にはそのほかにも、
・ヒノキ ヒノキ科
・スギ(赤身) スギ科
・コウヤマキ コウヤマキ科
・クリ ブナ科
・チーク クマツヅラ科
・ウェスタンレッドシダー ヒノキ科 (ベイスギの別名)
などがあります。
用途(強度による使い方)、価格、入手のしやすさ、加工のしやすさなど、選択にお困りの時にはどうぞお気軽にお問合せ下さればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。




