大宮 氷川神社

大宮 氷川神社

3月21日の春分の日の休日に、さいたま市大宮区の氷川神社に参拝に行ってきました。

氷川神社は武蔵一宮として由緒があり、正月の参拝者の数は全国のトップ10に入る程です。参道は旧中山道の一の鳥居から2km程もつづき、参道の両側にはケヤキやクスノキなどが整然と立ち並び、厳かな雰囲気を醸し出しています。

この氷川神社のある大宮には会社員時代の勤務地として、また結婚後の居住地として合わせて12年間馴染みがあります。特に居住した寿能町(じゅのうちょう)の公団アパートは氷川神社の裏手にあり、常に氷川神社に見守られている様な感覚がありました。(”お氷川さま”と呼ぶ方が自然です)

目黒に住む現在でも、”お氷川さま”には参拝にかかさずに行っており、地元の氏神様の「碑文谷八幡宮」、崇敬する「寒川神社」と共に、こころの拠りどころとしています。

大宮 氷川神社色鮮やかな楼門をくぐり拝殿前の中庭には直径1メートルを超えるクスノキの大木が何本もあり、見る者を圧倒します。その存在がこの神社に対する畏敬の念をより深いものとしています。

クスノキは神社仏閣に多く見られる樹種ですが、かなりの大木となりご神木として崇められるものもあります。神社仏閣にクスノキが多い理由はよく判りませんが、この”お氷川さま”のクスノキの大木を見るに、圧倒的な生命力やパワーが感じられ、それらが神仏の厳かな雰囲気をさらに荘厳なものとする相乗効果があるのかなと個人的に思います。

* クスノキ : クスノキ科 
・ 材の紋理及び色澤香気を利用す。建築装飾材(床柱、床板、棚板、鏡板)、船艦艤装材、家具指物、洋家具、額縁、寄木象嵌、小函類及び玩具(箱根、熱海)、鋳物木型、洋風建築及び指物彫刻
・ 材の音響を利用す。木魚

* 「木材ノ工藝的利用」   明治45年 農商務省山林局 編; 出版者: 大日本山林会より

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